野外カフェ始めました

day1

 

「はぁ....客こねぇな...」

にゃー

「あっ おいお前どこ行ってたんだよ」

にゃー

「・・・どこー?」

「ん...?」

にゃー!

「あっ居たー!」

「ねこちゃーん♪」

スリスリ

にゃー♪

(こいつ...さりげに客寄せしてやがった...)

「あれっ カフェ?」

「あっ カフェですよ...人きませんが...」

「こんな所にカフェかぁ...

珍しー...」

「はぁ...」

「何があるの?」

「ココアやコーヒー

キャットマカロン とかいろいろ...」

「キャットマカロン!?

イケメンなのに女子力高い...」

「....ありがとうございます、」

「じゃキャットマカロンとココアで!」

・・・

「ここの村長うちの弟でさ、

何やってもすげーんだわ...」

「へぇ....弟さん村長なんだ...」

「そちらは?」

「記者!....の慣れ損ない....」

「記者か....」

「私何やってもダメで....」

「もう辞めよu」

「もし広めてはいけない情報を広めたら 貴方はどうします?」

「えっ?」

「貴方は広めてはいけない情報を広めたらどうします...?」

「えっ....私ならなかったことにしたいです...」

「それが正しい、

広めた方がいいものを広め、

広めたらいけない物をそっとしとく これが大丈夫だとおもいまひゅ」

「あ...かんだ...」

「ふふっ」

「なんか自信出てきました!」

「よーしスクープさがs

「おいおい儲かってるかぁ?」

「はぁ...またかよ」

(借金とり...はあ)

「今度こそ払ってもらうぜ...」

「まだ無いですよ、」

「堂々と言えるなぁ...?」

「払えなかったらわかるよな...」

(どっ...どうしよう..この状況...!)

グルルル...

(やりたくなかったが やるしかねぇか)

「.....デルト...ブレイク!」

 

「はぁあ!?」

「えっ....えええ!?」

 

「借金取り...帰れよ。」

「!!!...ヒイイ....お..おぼえてろー!」

・・・

「その姿....ねこみみ....?」

「あの、この情報流出禁止なんでお願いします」(ぺこり)

「は...はい...」

・・・

ゴク...ゴク...

「ほんのり甘い...」

「この力で客は増やしたく無いんです、自分の努力で...この店を人気にしたい...」

「なるほど...それであの質問を...」

「その情報を載せないでくれれば

この店の情報などで広めていいんで お願いします」

「分かりました! おかげで自信もつきました!」

・・・

「ではっ!」

「ご来店ありがとうございました!」

・・・

ふぅ...疲れた...

パタン

「お疲れ様。」

「....誰!?」

「...誰って...記者呼んでやったのに...」

「お前 デルト!?」

「なんで猫が人に...(耳もあるし!」

「それ..耳生える人が言う?」

「あっ....」

「この姿に慣れたし..手伝うぜっ!」

「お...おう....(ついて行けない」

 

こうして少しづつ

記者のおかげで客は増えて行った、

記者はすっかり常連客だ、

 

だが....ブレイク能力を持ってたのは俺だけじゃなかった....