今回

一枚絵があります

下手ではありますがご了承を。

【小説】やがかふぇ

day3 新メニューを考える

 

「新メニュー....ですか?」

「そう、そろそろ考えないといけないかなって」

「さすがに飽きがきそうで...」

「あー確かに...」

「私は飽きませんよ♪」

「あ クリルちゃんきてるんだー!」

「はいっ!」

 

(そういえばクリスタルの子名前聴いてなかったけど..クリルちゃんって名前なのか)

「近くの森で何か無いか見てみようかな」

「ええっ!?こんなに寒いのにですか?」

「この寒さならではの物があるかもしれないからね」

「さすがに何もなしじゃ...」

「自分だって武器はあるさ」

「わぁ....」

「デルド 留守番は任せたよ」

「ゲト任せろっ!」

「わ 私も行きます!」

「無理しないでね」

・・・・

「予想より奥へ入っちゃったなぁ..」

「ですね...」

「いい材料も特に....ん?」

「何か見つかり....へ?」

 

目の前に穴ぼこの木があるが

中から青い光が目立つ....

 

「何だろう...?」

「あのー」

「ん?」

「何がお探しですか?」

「わっ妖精さんだ...!」

「ちょっとカフェの店長していてね..いい材料が無いか探していたらこの木を見つけて...」

「なるほど!私この木にいつも来るのですが 以外と使えるかも!」

「え?」

 

〜一方留守番しているデルドは〜

「・・・生まれるまで長いか....」

「・・・あいつには黙ってるけど

俺 男じゃないんだよな...

男の振りして.....

・・・いつ....話そう」

「使い魔やっと見つけたぞ」

「!? 魔女!?」

「姿は違えど使い魔は使い魔...」

「戻るぞ...」

「断る!」

「...主に逆らうのか?」

「...ここが私の居場所だ!」

▇▇▇▇▇▇▇▇▇

▃▃▃▃▃▃▃▃▃

「この木の青い物はすごーく甘いんですっ」

「この甘さは虜になっちゃって〜へへへ〜」

「はっすみません!気が緩んじゃった...」

「ははは...大丈夫だよ、

なるほどね...」

クリッ...

あむっ

「甘い...!」

「この一切れでこの甘さ...どれだけ糖分があるんだ...?」

「不思議な事に毎日生えてきます!」

「キノコなのにすごい...」

ー!

「デルド!?」

「どうしたんですか?」

「嫌な予感がする....!」

タッタッタッ....

「あっ行っちゃった....」

「...どうする?」

「手伝いますっ!カフェも気になったので!」

・・・・・

急げ....

急げ......

ドンッ!

「デルド!」

「ゲ...ゲト...」

「なんじゃお主は」

「ゲルドになにするつもりだ...」

「なんに ただ連れ戻しにきたのじゃ」

「ふざけるな!」

「ゲルドは...出会った時から仲良くしてきた...出会った時は弱っていた...」

「・・・」

「・・・ユルサナイ」

「デルドを傷つけるな!」

「その青い目...」

「・・!」

「デルド 逃げろ」

「でもそれじゃ...力を...」

「俺だって剣士だ」

「いつの間に外へ...!?」

「・・・行くぞ、」

「ええいっこうなればこれごとこわしてくれる!」

やめろ....!

「させません!」

「おのれ...クリスタルの子よ...!」

「・・・お前は...俺を怒りを目覚めさせた...」

「嗚呼っあああ!?」

「いつの間に...!?」

「ただでは済まさん...!」

 

崩壊する音が聞こえる....

やめろ、

建てた...カフェを...

崩す....な

「そ...そんな....っ!」

 

「はぁ...え....?」

 

「たまらんのぉ...その絶望した顔」

 

「そん....な...」

 

「ハーッハッハッハ!」

 

・・・

魔女は去ったが...ゲトのカフェが....

 

・・・・・・

 

「・・・」

「ゲト兄さん...」

「・・・」

「いやな日だ...」

    ・・・

「せっかくのいい材料だったのに...宣伝したのに...!」

「店長さん...大丈夫ですぅ?」

「わかんない....」

 

・・・・・・夜空を見上げて

ポツンとつぶやいた

デルド「せっかくの聖夜が台無しだ...」

 

シャンシャン....

 

ん?

 

キィ...

 

「ゲト...大丈夫か...?」

「...大丈夫な訳....無いだろ...」

「あれは...!俺が一人で...」

「建てあげたカフェなのに!」

「こうも...あっさり壊されるのかよ!」

「・・・」

シャンシャン...

この音...気のせいじゃない...

「メリークリスマス」

「...サンタさん...?」

「辛かったね、そこで私からのプレゼントだ、」

「見たまえ、」

・・・!

「あれは...!」

「ゲト!」

ゲトは二階から一気に降りた、

 

ー・・・

 

「夢じゃない...」

 

壊されたはずのカフェが戻ってる

 

「これは私からのプレゼントだ

おまけもあるからね。」

「ありがとう」

「当然の事をしたまでだよ」

「良い聖夜になるよ...」

「さて...私は悪い子を仕留めてくるよ...」

 

「またね」

 

そういってサンタさんは去った...

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「くっ...あやつ...やりおる...」

シャンシャン...

「聖夜...か...」

 

「メリークリスマス」

 

「!....お主は....!」

「ふっ...魔女よ...お主が悪いことをしなければいいものを与えてやったのに...」

「・・・何とでも言え...」

「悪い子には

(ガシャッ)

お仕置きだよ、」

「やめろ...!それを...撃つな!」

ボォォォォン・・・

「完了....」

 

▇▇▇▇▇▇▇▇▇

▃▃▃▃▃▃▃▃▃

ーーーーーーーーー

 

・・・!

仕事服もいろいろある...

女性服とか...

・・・衣装かわいい...

 

 

ーーーーー

「みんな!」

「へっ デルドちゃんどうしたの!?」

「信じられないかもだけど..」

「カフェが...!戻ってる!」

「えっ!?」

「クリルちゃんもいこう!」

「はいっ!」

「妖精さん起きて!」

「スゥ...スゥ...なんですかぁ..?」

「カフェ戻ったって!」

「ほんとですか!?いきましょう!」

 

ーーーーー

複数の足音が雪を踏む、

「ほぁ....あったけぇ...」

 

「あ!居たよ! 店長さーん!」

「あ...記者さん...」

カフェ...いや やがかふぇ

ただいま、

「ちょっと見せたいものがあって...」

 

記者「へ...?」

ゲト「こっちこっち...」

 

デルド「広くなってる....!?」

妖精「わぁ...!」

クリル「お洋服まで...!?」

 

ゲト「サンタさんがおまけというか...あ...!みなさんへのプレゼント....!」

みんな「!」

デルド「俺の部屋まで増えてる...!」

ゲト「良かったな ゲルド」

デルド「う...ああ!」

 

メリークリスマス、

 

デルド:

あれ...

契約が消えた気がした...

魔女はどうなったんだ...

 

ゲト「そんなことどうでもいいじゃん」

デルド「・・・そうだなっ」

 

END